心臓血管外科医の沈芸(シェン・イー)は、患者の命を救うため、手術中に最後まで治療を続けた。
しかし、その姿を婚約者が悪意ある編集で切り取り、あたかも彼女が重大な医療ミスを犯したかのような動画をネットに拡散。
一夜にして、命を救った医師から「人殺し」とまで呼ばれる存在へと転落し、降格処分と給与停止まで言い渡される。
すべてに絶望した沈芸は、医師としての情熱を捨て、「もう頑張らない」と決める。
ところが、その後も病院では不可解な「医療事故」が相次ぐ。
医療機器の故障、患者の容体急変、相次ぐ責任転嫁――。
沈芸は、それらが偶然ではなく、医療市場を独占しようとする企業スパイによって仕組まれたものだと気づく。
そして、重篤な患者が生死の境をさまよい、病院中の医師が手を尽くしても救えなくなったその時。
沈芸は再び白衣を身にまとい、手術室へ戻る。
圧倒的な技術で患者を救い、自らの潔白を証明した彼女は、事件の裏で暗躍していた内通者まで突き止めていく。
奪われた信頼も、医師としての誇りも、自分の手で取り戻す。
これは、どん底に落とされた天才外科医が、命と真実を守るため再び立ち上がる