トップデザート職人の林双(リン・シュアン)は、従姉・劉梅(リウ・メイ)のために辞表を出した。潰れかけの店を半年で黒字にし、約束は利益の折半。百二十万を稼いだ彼女に渡されたのは、たったの六万。さらに劉梅は笑いながら言う。「あんたみたいな職人なんて、どこにでもいる」。その一言で、林双は目を覚ました。
彼女は店を出る。すぐ隣に、自分の店を構えた。家族が背中を押し、彼女の作るスイーツは瞬く間に評判を呼ぶ。だが劉梅は黙っていない。材料の偽装、悪質な噂、仕入れ先への妨害——あらゆる手で潰しにかかる。林双はそのすべてを、技術と誠実さではね返していく。やがて劉梅の店は客を失い、借金で家まで売る羽目に。一方の林双は、二号店を開く。美味しいものは、誰が作ったかを見ている。彼女の逆転は、まだ続いている。