海神ポセイドンの息子・トリトンは、父ポセイドンはもちろん、大神ゼウスさえも凌ぐ圧倒的な力を秘めていた。
しかし、運命の女神たちに導かれた彼は、その力を封印され、三年間、ただの人間として生きることを余儀なくされる。
それでもトリトンは正体を隠したまま、密かに海の王国ポセイドニスを守り続けていた。そして、王女リアとも婚約し、穏やかな未来を夢見ていた。
だが、王国の危機を救った功績はすべて、アテネの王子ライオスのものだと思われていた。
やがてリアはトリトンとの婚約を破棄し、ライオスとの結婚を決意する。
その時――トリトンの封印が解かれるまで、残された時間はわずか30分。
そして再び、九つの頭を持つ怪物・ヒュドラが王国へと迫っていた。
愛する者を失うのか、それとも神として王国を救うのか。