山で十年間修行を続けていた林風(リン・フォン)は、ある日突然、師匠に山から蹴り落とされる。
手渡されたのは、なんと七通の婚約書。
そこに記されていたのは――七人の姉弟子たちとの婚約だった。
しかも、七人はいずれもただの美女ではない。
億万長者の女社長、天才的な名医、裏社会を支配する女ボス……。
それぞれが各分野で絶大な影響力を持ち、しかも全員が林風との結婚を望んでいた。
山を下りた林風は、次々と現れる強敵を圧倒し、見たこともない武技を一瞬で習得。
どれほど強大な敵が現れても、軽々と打ち倒していく。
しかし、順風満帆に見えたその裏で、林風は次第に奇妙な違和感を覚え始める。
なぜ師匠は突然、七通もの婚約書を渡したのか。
なぜ七人の姉弟子たちは、すべて彼を待っていたのか。
そして、彼が下山した本当の理由とは――。
やがて林風は気づく。
このすべては、最初から自分を陥れるために仕組まれた巨大な罠だった。