京華グループの社長・林薇(リン・ウェイ)は、二十八年前に生き別れた兄を探すため、あえて「貧しい女」として山城に戻った。だが、そこで彼女を待っていたのは、義姉や養女の冷たい視線と、親族の打算だった。それでも、兄・林国栄(リン・グオロン)だけは違った。退役軍人としての勘と、長兄としての責任感で、彼は誰に何を言われても妹を守り抜く。鍋料理の料理長が、妹のために立ち上がる。
やがて林薇の正体が明らかになる。千万の家産を渡そうとして、兄は首を振る。「俺は、金のために妹を守ったんじゃない」。その直後、林薇は白血病で倒れた。兄は迷わず骨髄を提供し、彼女の命を救う。妹を守るため、男はすべてを懸けた。家族の愛を知らなかった女に、血の繋がりが何より強いことを教えたのだ。