三年前、激しい戦いの末に猛毒を受けた「漢殿神君」蘇雲(スー・ユン)は、すべての栄光を捨て、身分を隠して一人の平凡な料理人として生きていた。
そんなある日、偶然参加した見合いで、名門令嬢・陳佳怡(チェン・ジアイー)と出会う。
家族からの政略結婚を逃れたい陳佳怡は、蘇雲に契約結婚を持ちかける。
そして彼女は周囲に、蘇雲こそ伝説の「漢殿神君」だと偽ってしまう。
ところが、陳家の宴席でも、王者の宴でも、蘇雲は偶然手に入れた証や信物を使い、次々と正体を隠し通していく。
やがて、漢殿の高層・柳如夢(リウ・ルーモン)までが外敵を牽制するため、彼に「神君」のふりを続けさせることを決断。
多くの勢力が蘇雲の正体を探り、何度もその化けの皮を剥がそうとする。
だが、誰も知らなかった。
蘇雲が神君を演じていたのではない。
本物の神君、その人だったのだ。
そして迎えた冊封大典。
反逆者・李雲通(リー・ユントン)が謀反を起こし、都は一瞬にして戦火に包まれる。
その時、蘇雲はついに三年間隠してきた真の力と身分を解き放つ。
逆賊を一掃し、敵を一兵も交えず退けた彼は、すべてを守り抜く。
偽りから始まった結婚の先で、蘇雲はついに陳佳怡へ本当の想いを告げる――。